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About me

写真家

山本 太基

三重県伊賀市出身 
カナダ ユーコン準州在住

大学院生の時に初めてオオカミを間近に見て、彼らが放つ"野生"を感じたことをきっかけとして野生動物に興味を持つ。2014年からは 極北アラスカに広がる手付かずの自然撮影に取り組みはじめる。初めての旅の最中に1頭のムースと劇的な出会いを伴う撮影に成功した体験から野生動物撮影に深く関わる決意をする。人里離れた原野に単身で踏み入り、動物と同じ環境に溶け込みながら長期間に渡って撮影を行う。野生動物の日常を同じ目線から撮影し、動物のひっそりとした暮らしを絵画のように写した作品が特徴的。
テーマは「原野の美しいルール」

自然を捉えるには写真が一番いい ー


自然や自然を舞台に暮らす野生動物を描く方法はたくさんある
動画は物語の流れを途切れることなく映し出し一部始終を閉じ込められる
時間や場所の制約を軽々と超えて想像したままを描ける絵画も素晴らしい
実際に僕も多くの絵画作品から影響を受けている
でも僕には写真がグッときた
写真は現実の一瞬を切り取りながら想像する余白を残してくれる
余白には目に見えない意志や深み 背景の物語を練り込むことができる
野生動物・自然の世界は多彩で深遠だ
言葉を超えたコミュニケーションが取れる写真はそんな世界を表現する絶好の方法だと感じたのだ
生命をかけて戦う力強さや厳しい自然のつかの間に安らぐ表情
自然によって美しくデザインされたパターン
普段目にすることのない自然の日常は驚きにあふれている
彼らの暮らしに溶け込み一員になったかのような写真が撮りたい
僕らの住む世界から遠く離れた所ではこんなにも美しく印象的な自然の物語が繰り広げられている
僕が出会った驚きを多くの人に伝えたい
そう願いながらカメラのシャッターを切っている 2015/12/13  

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